2011年11月頃被災地では、物資の援助やたこ焼きのサービス等が継続的に実施されていました。最近、現地のボランティアの方々からは、物資はほぼ足りているが、仮設住宅での暮らしは続いていて、独居老人の孤独死等、心のサポートが必要だとの報告をいただいています。ある婦人の言葉が忘れられません。「私たちのことを忘れないで、来てください…」NPO法人ホップ・ステップ・ハッピィは、被災地の皆さんのことを忘れていません。仮設住宅の集会場で、落語や諸芸を披露させていただいて、交流を続けてまいります。
さらに、心のサポートが必要な方々には、専門的な学びをし、地域の活動を実践している仲間が、順天堂大学医学部病理腫瘍学教授の樋野興夫先生が提唱されている「がん哲学外来」のお話を携えて、伺います。がん哲学外来コーディネーターも参加いたします。被災地のみならず、この活動を支援してくださる団体や会社にも訪問して、実情をお知らせし、協力の輪を広げてまいります。